テレショップ評論家の取材記テレビショッピングで活躍するジャパネットの高田明社長や塚本慎太郎さん、実演販売人のマーフィー岡田さん、ショップジャパンのオークローン、マーメイドのオフィス・トゥー・ワン、片山雅子さん……、テレビショッピングが好きなライターなのでいろいろと取材をしてきました。 |
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社団法人日本通信販売協会(JADMA)に取材に行ってきました今回おじゃましたのは東京は日本橋小舟町にある社団法人日本通信販売協会。1983年に設立された消費者保護と通販業界の健全な発展を目的にした公益法人である。テレビショッピングや通信販売のお好きな方なら、日本通信販売協会よりもJADMA(ジャドマ)といった方がわかりが早いかもしれない(ので、以下の表記はJADMAに統一)。 今回取材に応じてくれたのはJADMAの三浦淳司さん。番組を見ているだけでは分からないテレショップの仕組みや賢いテレビショッピングの利用方法について教えていただくことができた。 社団法人日本通信販売協会 賢くテレビショッピングを利用するには?テレビショッピングを楽しむためにはいくつか知っておくべきことがある。 テレビショッピング(特に90秒CM)の場合、電話番号や商品名の表示はほんの一瞬である。慌てて受話器を取って、電話をするのは良いが、このとき、どこの会社に、いくらの、どんな商品を買ったのかを記録するのを忘れ、トラブルになった例がある。 フィットネス器具などの大型の商品にありがちなのが、「大きくて邪魔になる」といった問題。スタジオは広いので、それほど大きな商品には見えなくても、いざ自宅で組み立ててみると、予想以外の大きさにとまどうケースもある。もちろん、番組ではサイズ表示はしてはいるが、数字だけでは実際の大きさはイメージしづらい。注文をする前に、メジャーなどでどのくらいの大きさなのか、計ってみよう。 その他に、代金の支払い方法、返品や交換の条件、送料、商品の到着時期、時間帯指定の有無、届け先の指定や配達希望日を受け付けてくれるかどうか、何か疑問に思ったことがあったら、注文をする前の確認で、消費者が原因となるトラブルを避けることができる。 また、注文と違うものが届いたり、数が足りなかったり、壊れていたり動かなかったりした場合は、すぐに通販会社に電話をすれば、無料で交換などの対応をしてくれる。逆に自分のミス、たとえば、サイズが合わない、注文の間違い、思っていた商品のイメージと違うなどの場合も同様に、通販会社に連絡すれば、番組中に表示された条件で返品交換を受け付けてくれる。 ここに書いたことを参考に、テレビショッピングを楽しもう! 参考サイト 国民生活センター テレビショッピングにクーリングオフはない!?「クーリングオフ制度」という言葉を耳にしたことがあるだろう。この制度が適応されるのは、「訪問販売」や「電話勧誘販売」など。テレビショッピングを含む通信販売には適応されない。このことを知らない人が実に多いのだ。 この「クーリングオフ制度」を誤解して、一定期間内ならば無条件で解約の申し込みや契約の解除をできるからと何の考えもなしにテレビショッピングで買い物をすると自分からトラブルを起こす原因にもなり得る。 だが、「クーリングオフ制度」がテレショップに適応されないからと言って、返品はいっさい認めませんでは話にならない。そこで、テレショップ各社は「返品は商品到着後8日以内に」とか「返品は商品到着後30日以内に」など返品の基準を自主的に設けている。 ここで注意をしなければいけないのは、返品の条件。生ものなどの生鮮食品は返品できないことが多いし、その旨を申し込みの画面で告知している。また、「未開封」と返品の条件がつけられることもある。この場合、告知してあるということで、開封品の返品は認められない。 「返品は商品到着後8日以内」だけで、「返品は未開封に限る」などの記載がない場合、原則的には、開封した商品でも気に入らなければ返品することができる。しかし、トラブルを避けるためにも、申し込みの際に、「開封しても返品を受け付けてくれるかどうか」については問い合わせをしよう。 経済産業省 テレビショッピングに「オマケ」はない!?テレショップ評論家として、テレビや雑誌でテレビショッピングの取材を受けるとき「どうしてあんなに『オマケ』がつくのですか?」と訊かれることがある。「あれは『オマケ』というよりは、『セット販売だ』」と言うと怪訝そうな顔をされる。 オマケが何であるかは景品表示法に書かれている。景品表示法では、「○○が当たる」「○○をプレゼント」といった懸賞(=オマケ)には、その提供方法により「本体価格の1/10まで」などの制限がある。 具体的に言うと、テレビショッピングで「○○と××をセットで●●円」というように商品を2つ以上組み合わせて販売していることが明らかな場合などは、懸賞(=オマケ)にはあたらないとみなされる。また、「××個以上買う方には、●●円引き」の場合も、正常な商習慣に照らして値引にあたれば、これも懸賞(=オマケ)とはみなされない。 実際、テレビショッピングを気をつけて見ていれば分かるが「さらにもう一つ」とか「こちらもおつけします」などの表現はあるが、「オマケ」や「プレゼント」の表現は使われることはまずない。 「さらにもう一つ」「こちらもおつけします」というように、テレショップ各社も苦労して消費者にアピールしているのだ。 公正取引委員会 テレビショッピングには値引きはない?テレビショッピングを見ていて、どうしてオマケ(実際はセット販売商品なのだが)はあんなにつくのに、値引きはしないのだろうと思ったことはないだろうか? テレビショッピングやカタログ通販に限らず、小売業では「二重価格の表示」について「明確な根拠に基づく、メーカー希望小売価格・自店旧(平常)価格のいずれかを明記した場合に限り表示できる」といった基準がある。 分かりやすくいうと、「メーカー希望小売価格○○円のものを●●円でご提供します」や「今まで○○円で販売していたものを特別に●●円でご奉仕します」など、元の値段がはっきりとしている場合のみ「いくらのものをいくらにする」という表現が可能である。ただし、後者の場合、最近8週間の期間実際に○○円で販売していたなどの実績が必要となる。 だから、多くのテレショップ商品のようにメーカー希望小売価格の設定がなくオープン価格となっている商品を「○○円のものを●●円」とか、番組の中では言えないのである。 個人的な見解だが、キャンペーンなどで一度価格を下げてしまうと割安感を維持し続けるのは難しいので、テレビショッピングでは、値引き競争よりも「さらにもう一つおつけします」を選択するのであろう。 【取材協力】
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■僕も買ってるショップジャパン!! 届く商品、どれも使っています。
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